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中国で車をつくるのは人件費が安いからではない by トヨタ会長

「賃上げは自然な流れ」トヨタ会長、中国の人件費アップに理解

トヨタの偉い人がなかなか面白いことを言っています。曰く

給料が上がるのは、どこの国でも自然な流れだ

自然な流れなら、自ら上げればいいじゃん、とか、自然といっても彼らの意志はどうなるのとか言えそうですが、彼らの意志を先取りして自ら上げたのでは彼らの意志そのものを毀損してしまう可能性があるし、とはいえ彼らの意志だけによって賃上げが決まるわけでもないという、矛盾しているように見えて真実を掴んでいるような感じです。それからこんなことも言ってます。

中国で車をつくるのは人件費が安いからではない

あれあれ~???。市場原理主義の人たちが、市場原理主義の人たちが(二回言いました)言ってるのと違うです。どっちが本当なんでしょうか?確かに人件費が安いと言うことを全く無視することも出来ないでしょう。しかしそれだけではやっぱり駄目で、トヨタほどの歴史も影響力もある企業の偉い人なら、その先の人間というものを考えないわけにはいかない、と言うことだと思います。もちろん例外もいますけど。

顧客(のニーズ)に合った車を近くでつくるのがいい。米国でつくるのと同じ発想だ。給料が増えれば、車を買ってもらえるという好循環もある。

フォードみたいですね。それともこれは口先だけで、本心は違うのでしょうか。中共とうまくやるにはこんなことも言っておかなければならないのでしょうか?市場原理主義の人たちの市場原理主義の人たちの(二回言いました)感想を聞いてみたいところです。

豊田章男さんの試練

トヨタの社長さんの豊田さんがブレーキのリコールの件で記者会見しました。

概してこの記者会見はよかったと思います。前回も言ったように、こういう問題は詳しく説明してほしいわけですが、副社長さんが図やグラフを用いて説明していてわかりやすかったです。ただしテレビは全部流してくれないので、こう言った説明は自分で録ってウェブに上げといてほしいです。トヨタのウェブページを見てもありませんでした。

この説明を見て今回ブレーキのリコールに踏み切ったのは、技術的面から見たらやりすぎと言う感じも持ちました。プログラムにバグがあったようでもなく、現象が発生するのは限られた場面で、想定の範囲の問題であったように感じました。修理すると言ってもプログラムを入れ替えるだけと言っていましたが、プログラムと言うより設定値を変えるみたいな感じを持ちました。

リコールと言う言葉を使うとあくまで不具合を連想してしまいますが、今回の場合は運転手が運転しづらい場合は設定を変える程度のもので不具合というのは強すぎると言う感じで、そうであれば、もうリコールといって不具合か否かという切り分け自体が限界に来ていると思いました。しかしお客様の不安を考えてリコールに踏み切ったということだと理解しました。

社長の話もよかったと思います。というのはトヨタは日本一の企業で、以前の社長はそうであるにもかかわらずそれを隠そうともせず自分は日本一なんだみたいな態度をとっているという印象を持ちました。実際はどうなのかしりませんが彼は前面に出てこないのでわからないのです。そのことが逆にこうしたことが起こったときの不信感を増幅させてしまった側面もあると思います。どんなに偉い人でも自分が一番偉いと公言してしまうと偉く見えなくなります。自分より偉いものがあると言える人にこそ偉さを感じるものだと思います。

豊田さんは「お客様」を強調していましたが、現在のトヨタの場合それ以外にも偉いものを想定してトヨタのあり方を示したほうがうれしいです。というのもトヨタのようなグローバルな大企業の場合、もはやその存在は一企業の枠を超えてさまざまな影響力を持つと思われているからです。例えば、これはトヨタが言ってる訳ではないにしろ、法人税を上げると国際競争力が弱くなって外へ出て行かなければならなくなる、見たいな言い方を新聞や評論家がいいます。これを聞くと、国民主権が脅かされているような気分になる。また豊田さんは世襲の人ですが、日本ではよくてもアメリカなどでは、こういった存在はフェアでないと感じさせるもので、自分たちの自由を抑圧するような存在であると感じさせると思います。

よって豊田さんはこういった不安、不満に対しても和解を求めていかなくてはならなくなったと思います。とはいえ彼らの思考の土壌でそれをやる必要はなく、あくまで企業なんですから資本の論理に反する訳にはいかない訳ですから自分なりの土壌で示すことだと思います。それをするには自分より偉いものは何なんだという示し方で示してほしいと思います。

プリウス問題の最大視点

最新の車であるプリウスなのになんでこんなに乗りたくないのか?

エンジン始動がソフトスイッチ?ソフトスイッチって壊れやすいイメージがあるよ。キーを回すほうが安全じゃないの?いざという時エンジンが切れないんじゃないの?いろいろ怖いこと創造しちゃうよ。ブレーキがタイヤに直結しないでコンピュータが介在してるの?これも怖いです。こういうこと言い始めたらパワーウインドウも怖いです。指挟んだり、いざという時開かなくなったりすることを想像して嫌です。オートマも怖いです、ブレーキと間違って踏み込んでしまいそうで嫌です。プリウスじゃなくてもサイドブレーキがサイドについてなかったりして、助手席の人が止めたいときどうするのとか考えて嫌です。

電子化って言うのは怖いです。目に見えなくなって、知ることができなくなるから、いざという時対応できないんじゃないかって言う気分になります。

若者の車離れの理由はいろいろあるでしょうがこういった恐怖もあるのだとおもいます。もちろん昔の車だからといって恐怖がないわけではなく、ただでさえ臆病なのにそれを助長しているような気がします。

安全性が向上したとか言っても、それはぶつかったときの衝撃が弱くなるとかのレベルで、それはいいんですが、もっと低いレベルの安全性というか安心性が求められていると思います。安心性を増すためにはそれについて頭でも体でも知り尽くすことです。最新の車はなぞが多すぎます。それにもかかわらずあまり説明されていません。知らなくても全然快適です見たいな売り方をしています。

なんでこんなに臆病になったのかは色々いえると思いますがよくわかりません。資本主義驀進で世の中世知辛くなり、そんな怖いところに飛び込みたくないとか、ネットの普及で現実の範囲が一気に大きくなり、本来は知らなかったであろう多くのことを知ってしまったとか。

豊田社長の存在感がまだよく表れていませんが、もっと出てきてほしいです。youtubeにでもなんでもトヨタのページをつくって動画を上げるべきだと思います。トヨタのベクトルを示すべき。自分の言葉で価値観を語るべき。今回のような問題がおこったら速やかに動画をアップして現状を語るべき。別に謝罪して欲しいわけじゃないです。わからないならわからないと素直に言えばいいと思います。トヨタにかぎらず日本の大企業には不満いっぱいですが豊田さんに突き破ってもらいたいです。