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建設的野党 by 共産党

以前に「確かな野党」と言っている共産党の悪口を書いたが、今度は「建設的野党」と言ってきた。偉いと思いました。そこでもっとおねだりします。

1、ソ連の総括をしてください。喧嘩してたとかの自慢話ではなく、論理的な話です。批判対象はスターリンなのかレーニンなのかマルクスなのかはっきりわかるように。

2、中国共産党がなんか愛国とか(表現は違うかも)いってます。日本共産党としての立ち位置を示してください。

2、もっと突っ込んだ提言をしてください。
(例)企業は民主主義的に運営するとか、アジア共同体とか

Cて言えばこれくらいです。

共産党調子乗りすぎだから

日本共産党は綱領で書いている。

アメリカは、日本の軍事や外交に、依然として重要な支配力をもち、経済面でもつねに大きな発言権を行使している。日本の政府代表は、国連その他国際政治の舞台で、しばしばアメリカ政府の代弁者の役割を果たしている。

日本とアメリカとの関係は、対等・平等の同盟関係では決してない。日本の現状は、発達した資本主義諸国のあいだではもちろん、植民地支配が過去のものとなった今日の世界の国際関係のなかで、きわめて異常な国家的な対米従属の状態にある。アメリカの対日支配は、明らかに、アメリカの世界戦略とアメリカ独占資本主義の利益のために、日本の主権と独立を踏みにじる帝国主義的な性格のものである。

であるならば、組織も法も人間も対米従属でしかありえないであり、共産党はそうではない、と言わなければならない。経済面などと書いているが、これは生産関係のことで、マルクス的イデオロギーでは重要な概念である。しかし今の共産党は、この現状の制度を全肯定しその枠内でのみ思考し行動しているのだ。階級闘争的側面がまったく消え去っており、マルクス的でもなんでもなくなっている。

つまり労働問題に対して彼らが政府を批判する根拠は、法に触れるもの意外は、「科学的」でもなんでもなく、ただ自らが持つ「倫理」によるしかない。これはマルクスが批判した「空想的社会主義」に他ならず、そうであるなら「共産党」も「科学的社会主義」の看板も下ろさないとおかしいのだ。今回の小沢批判が共産党にとって、科学的社会主義からの視点でどういう位置づけになるのかを共産党には説明を求めたい。

1つの期待される回答はこうだ。民主党などが台頭することは資本主義を不自然に歪めるものであり、資本主義の延命に他ならない。それは労働者の解放どころかかえってそれを遅らせるものである。共産主義の実現のためには、資本主義を徹底して推し進めその矛盾をありのまま外化させる必要がある。その後にこそ革命は可能なのだ、と。

よって彼らの言う労働者の保護も、実行不可能とわかっているからこそ言えるのであり、来るべき時が来たときの自らの正当性のためであり、だからこそ「確かな野党」という位置づけが必要になるのだ。

歴史上自ら少数派、無力でいること、覆すべき理念を持たないことを是とした政治集団を自分は知らないが、日本共産党は違うのだ。ただこれは自らの無力さの自覚から来たものではなく、自らを認めない人間への復讐を通して革命をなす、という内容を含んでいるのだ。

なかなかシニカルなものが書けたね。

日韓文化と政治と経済 産経新聞の見方

日韓関係の敵対関係を説明しようとするときいつも思うのはなぜ経済の話がでないのか、ということだ。韓国人の性格を直感的認識から断定しその理由も考えずに、そこから思考を進めて何らかの提案を行う。

2chの連中は最たるもので、遺伝子に問題があるとかまで言い出すしまつだ。遺伝子に問題があるなら当然なぜそういう遺伝子なのか?という問いがすぐさま提起されなければならないが、なぜかそういうことは疑問に思わないらしい。

【緯度経度】ソウル・黒田勝弘 文化は政治を超えるか?より

日本人には「神は細部に宿る」といって、具体的で細かいことや現実問題に対応することでコトの本質に迫るという考えがある。しかし韓国人は抽象的で原理主義的な発想が強く、まず総論的な本質論が先にくる。だから「過去の過ちを認め反省し謝罪することが先だ」という。

まず「神は細部に宿る」というのは日本発祥の言葉でもなければ、日本人のことを言った言葉でもないようだ。むしろ「神は全体である」のアンチテーゼであって、そこだけに価値をおいた底の浅い言葉だと思う。

日中関係もここ最近まではよいとはいえない状態だったが、今はかなりよくなった。それはなぜかといえば、財界が中国と仲良くしたいからだ。経団連から何十億ともらっている自民党が、その意向にそうのは当然だ。しかしそれは日本人とって好ましいことなのかは疑問だ。それは中国と日本の市場を均一化し、結果として中国共産党と世界の財界が勝ち組となり、労働者は負け組となるからだ。

この点に関して疑問なのが日本共産党の立場だ。彼らは中国の市場化を歓迎しているのかそうでないのか?少なくとも日本共産党は中国共産党とは仲がよさそうだ。ソ連の共産党とは喧嘩したとかいって自慢してたが・・・。2つの考え方がある。1つは共産主義は成熟した資本主義の後に現れるのだから、健全な市場化を歓迎するという立場、もう一つはそうやって労働者がどんどん負け組になれば、共産党の支持が増える、という立場だ。実際共産党の党員は増えているらしい。こういう風に考えてほしくなければ、日本共産党は自らの立場を公言すべきだ。

話題がずれたが韓国に関してはどうか。韓国は中国とちがい、自らの力で資本主義を世界に通用するまでに発展させようと躍起になっている。そんな中、日本の起業に入ってこられたのでは大変だ。日本の企業が入っていけば多くの分野で韓国企業は太刀打ちできないだろう。これは当然防がなければならない。そのための言い訳がどうしても必要になってくる。そこで出てくるのが半日政策なわけだ。

つまり、黒田勝弘の言うような性格や気質の違いは日韓不和の本質的な問題ではないし、竹島問題などを解決したところで、彼らはつぎの言い訳を考えるだけなのだ。