日本が落ちぶれた本当の理由を語ろう by 竹中平蔵氏

http://diamond.jp/series/kishi/10017/

「本当の理由を語ろう」と言う割には何も語っていないようにみえますが、おそらくその理由がわからないのでしょう。それもそのはず経済学では人間の行為を扱う学問なのにそういうことを全然考えないからです。

一人一人の力が落ちているのは特に若者だと思いますが、なぜ若者の力が落ちているのか、それを考えるためには人間はどんなときに力を発揮できるのかを考える必要があります。力といってもここで考えるのは自由に動く力です。

しかしその前に竹中氏にとっても自由に動けない問題があるのではないでしょうか?例えばホリエモンです。逮捕されて裁判になっていますが、竹中氏はこの裁判をどう捉えるのでしょうか?検察のホリエモンに対する扱い方が公平であったといえるのでしょうか?多分言えないと思いますが、そのことを大声で言うこともできないのではないでしょうか?

そうだとすれば自由に動けない理由とは、この社会の必然性を十分に捕らえられないところに理由があります。本来なら法律が整備され、行政や司法はそれにのっとって恣意的でない形で動くものと期待されますが、そういうことを実感できない。そうなれば人間は偶然的(空気によって動く)にならざるを得ず、自由に動く力は弱まることになります。

だからまずすべきはこの社会の必然性の確保なのです。その後に竹中氏などが理想とするような社会が実現できるのです。それをせずに個人を放り込んでも無理なのです。

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